求人に電話で応募する場合の話し方
今回は少し趣向を変えて・・・突然ですが質問をさせて頂きます。
電話をかけて求人に応募して面接の約束をする場合に、
自分の都合が悪い日を提案されたらどうしますか?
- 何としてもその日に伺う
- 行けないと言えずとりあえず約束してしまう
- その日は用事があって行けないと言う
チャオ上尾の利用者様の答えは圧倒的に1番目が多かったです。
皆さんの意気込みが感じられました(笑)。
ですが、無理をしないで3番目にして違う日をアレンジしてもらうことも
必要になるかもしれません。
そのためにここで少しクッション言葉のおさらいをしましょうか。
クッション言葉とは
マジックフレーズ(魔法の言葉)とも言いますが、伝えにくい事を上手に言うための気配りの言葉です。
ソファーにおいてあるクッションをちょっと想像してみてください。
わからないよ~と言わないでください💦
言葉の強さを和らげる役割をするビジネス上の言い方ですが、”あなたの事を気遣っていますよ”という気持ちを伝える目的があります。
さて、先程の件ですが、
3番目の場合に伝えたい内容は、「提案された日には用事があって行けないから別の日にしてもらえないか」
という事です。回答例として、
「大変申し訳ございませんが、何とか別の日にしていただけませんでしょうか?」
「勝手を申しますが、どうしてもその日は伺えないので、何とか別の日にして頂けませんでしょうか?」
「ぜひお伺いしたいのですが、あいにく先に約束がございまして、何とか別の日にして頂けませんでしょうか?」
などなど。
せっかく日にちを提案して下さったのに申し訳ない、ぜひ面接に伺いたいという気持ちを このようなクッション言葉を使って伝えられればいいと思います。
このようにお願いしたら電話に出られた人事担当者は、「この人と会ってみたい。何とか別の日をアレンジしてみよう」と思って下さるのではないでしょうか・・・?
ちなみに、セミナーではとっさにクッション言葉が出てくる方は多くありませんでした。
確かに、緊張して電話をかけている上に日にちの交渉までするのは大変だ~と思ってしまうかもしれません。
仕事で電話の応対をしていれば使うことも多いのですが、今は訓練中ですので
なかなか言葉が出てこないという方は、いざという時に出てくるように
毎日の生活で少しだけ意識をしてみるのはいかがでしょう。
チャオ上尾では毎月就労に向けたセミナーを実施しています。
基本的なビジネスマナーももちろんですが、就職活動中に不安になる部分を取り上げて
セミナーができればいいなと思って計画を練っています。少しでも就職活動にお役に立てればうれしいです
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