聴覚障がい者と手話~事例を通して~
皆さん、こんにちは。チャオ上尾です♪
6月18日(土)13時~ 行われました一般社団法人社会福祉支援研究機構主催「繋がってるよ!笑顔になろうよ!」のプロジェクト第34弾、金井冨美子先生によります「聴覚障がい者と手話」の様子をご紹介します。
チャオ上尾の皆さんの中には、聴覚障がい者の方とお会いしたことがあると答えた方は、お1人でした。金井先生のお話にもありましたが、聴覚障がい者の方は、外見ではわかりにくく「見えない障害」と言われている為、近くにいらしても気づかないことがあるかもしれませんね。
今回は、ビデオ会議システム「Zoom」を使って、全国の事業所の皆さんと一緒に繋がり、聴覚障がい者の方が行うコミュニケーション方法の一つ「手話」について理解を深めることができたプログラムでした。
1. ろう者の形態
・先天性ろう者
生まれつきの為、音を聞いた経験がない
・難聴者
特定の音が聞き取りにくい
・中途失聴者
話をしたり、聞いたりした経験があるため、話はできる
・突発性難聴
突然聞こえが悪くなる(2週間以内に治療を行えば治る可能性がある)
ろう者にも色々な形態があることを知りました。それぞれの方に、それぞれの困りごとがあり不便さを感じているとのことです。「ピカピカ」「キラキラ」「zzz」ろう者の方に、どんな音なの?と聞かれたら答えられるでしょうか。実際に金井先生は聞かれたことがあるそうです。また、突発性難聴は、私たちにもこれから起こる可能性があり、できるだけ早く病院を受診するようにと先生からのメッセージを頂きました。
2.コミュニケーション方法
聴覚障がい者の方が行うコミュニケーションの方法には、「手話」「指文字」「空書」「読話」「携帯」「パソコン」「補聴器」「身振り」「ホームサイン」等があるそうです。
こんなにも多くのコミュニケーション方法があることを知ることができました。筆談をお願いすると、スーッと離れて行ってしまう人もいるそうですが、スマホで聴きたい内容を入力してくれた人もいたそうで、聴覚障がい者の方がコミュニケーションをとることができ、喜んでいらした等、事例を挙げながらお話をして下さいました。
3.物の形からイメージ
「バナナ」「みかん」「スマホ」「犬」「ウサギ」「きつね」「猫」「飛行機」等、手話ではどのように表現するでしょうか。メンバーさんと一緒に考え、楽しく参加することができましたね。また、手話は、世界共通ではないこと、進化していくものであることを学ぶことができました。「I LOVE YOU」だけ世界共通らしいです。
その後、簡単な挨拶や名前の表現方法を教えていただき、チャオ上尾のメンバーさんも一緒に手話に触れるよい機会となりました。
就労移行支援事業所チャオ上尾では、メンバーさん同士コミュニケーションを図りながら、毎日の訓練に励んでおります。
私たちと一緒に、新しい一歩を踏み出してみませんか?私たちは、そんなあなたを応援し、安定した就労までの道のりをお手伝いしたいと思っております。
チャオ上尾に興味を持たれた方、一度、遊びにいらして下さい。
あなたからのお問い合わせをスタッフ一同、心よりお待ちしております。