11月セミナーでの振り返りを行いました
チャオ上尾では1月通してのセミナーを行いそれを通して何を学び何に活かしていくのか等を参加した利用者様と話し合いました。職員が入りまとめるのではなく、利用者様にも司会進行や書記係・発表係などを決めてもらい利用者様による話し合いをしてもらいました。最初は皆さま戸惑っていましたが徐々に慣れてきたのかすこしずつですが、意見が出るようになっていきました。特に話すのが苦手な方は声が小さく意見がなかなか言えなかったようでしたがグループワークにすることで5~6人からなるグループでの話し合いは自分の意見が言いやすいのか多少の緊張感がありましたがきちんと自分の話ができていました。参加者の主体性や性格など普段抑えられているものが出せるようにする訓練になります。グループワークで人前で話すことにすこしずつ慣れていかなければ就職時の面接や就労してからのコミュニケーションを取る事につながりません。対人関係を慣れるためにもグループワークは適している物の一つだと思われます。グループで集まる事は、とても大切な事です。これが否定される事はないでしょうし、否定するつもりもありません。むしろ、グループで集まる時間というのは、極めて貴重であり、大切にすべきだと考えています。メンバーが集まって意見を出し合う、方向性を決める、その場で様々な事を確認する、仲間意識が醸成される、といったグループが集まる事の意義は数限り無くあります。今回は同じグループの利用者様同士いつもと違うと感じた方もいたようでその方の新しい一面が見えてより深いコミュニケーションを取る事も可能になったようです。もし、グループワークが嫌いとか、苦手だなと思っている人がいれば、それはもしかしたら、グループワークが嫌いなのではなく、「長い時間(無為に)話合う」という事が嫌いなのかもしれません。ただ集まる事がグループワークではありません。そして、良いグループワークでは、個人では得られなかった成果が得られると思います。ぜひ、それを味わって欲しいと思います。興味のある方は一度チャオ上尾に見学・体験にいらしてみませんか。電話(日曜日以外9時から18時まで)やメール(24時間受付中)でのご連絡お待ちしております。